お知らせ
2022年度 ワコール流通年間行動テーマ BEYOND2022<超える>

2022年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年はコロナ禍でありながらもオリンピック・パラリンピックという世界規模のイベントを無謀と言う意見がありながらも実施し、完璧ではないものの成功させました。ワクチンも当初は不可能と言われながらも驚くようなスピードで一気に世の中は変わっていきました。各方面から猛烈に非難されながらも一歩も譲らず実施させた前首相からはトップの「信念や覚悟」の大切さを改めて学びました。
2020年の年頭に、流通再編をベースとした行動テーマを設け、3ヵ年計画で動くことを決めました。初年度の行動テーマはTRY(挑戦)でした。手探りでしたが素晴らしいホームページが出来上がり、行動テーマもイラストになり、守山の立体駐車場が完成しました。守山・伏見を中心に流通再編のプロジェクトがスタートし、新しい技術の取り組みも始まりました。予定を半年以上早め、茨木流通センターを閉鎖し館林流通センターにルシアンを集約させました。TRYにふさわしい分岐点になった一年だったと思います。
2年目の2021年はBUILD(積み上げる)でした。新たな作業手順を作り上げ、前後の作業を繋ぐ努力を続けてくれました。特価のパジャマがハンガー納返品に。RFID技術が返品の経理基準を変え、100%の品質で納品し、入荷運用は検証中。GASや自動袋入れ機の運用を始め、垂直搬送機とAGVが連結し、倉庫レイアウトや作業フローも大幅に変更。新たに迎え入れるEC物流の課題と新たなフローを検討。商流と協力しながらWB2級口座や統一値札への動きを加速。課やセンターを超えての応援態勢が当たり前に出来る信頼関係もしっかりと積みあがりました。そして、間もなく守山流通センター増築工事は完了します。コロナ禍で辛く苦しい2年間でしたが、流通再編と言う壮大なテーマと皆の勇気ある行動によって会社としても個人としても間違いなく大きく成長できました。
3ヵ年行動計画の最終年度のテーマは〈BEYOND2022(超える)〉です。
カオス(混沌)と言われる現代、人口減少が続く世の中は消費が減り、物が余り、情報があふれ、成功のセオリーはどこにもありません。出来る事は唯一行動して自ら答えを求める事。そのような人や企業しか生き残れない世の中になったようです。私達はこの2年間行動テーマに沿って、計画以上の成果をあげてきました。自信を持って継続すること!!
そして、昨日の、今日の、明日の自分や会社を、「力強く、勇気を持って、思いきり超える行動」=「超越」を続けてもらいたいと思います。
2022年元旦
ワコール流通株式会社
代表取締役社長 小谷 淳
1月7日に守山流通センターで行われた昼礼で、3ヵ年計画の年間行動テーマのイラストを作成した守山流通一課の湯浅さんに【社長特別表彰】が贈られました。
(写真左:坂井部長 右:湯浅さん)